2巻 顎木あくみ先生 高坂りと先生 月岡月穂さん
たったひとつ自分にできることだと、美世が頑張って作った食事を、食べてもくれないどころか毒を入れたと疑うなんて、坊ちゃんヒドすぎる…。😨
でも、過去にそういうことがあったから、どうしても神経質になってしまうのかな。😢
通いの使用人・ゆり江さんが良い人だったことは、めちゃくちゃホッとした!!😭
以下、雑談日記です~
エレガンスイブ 10月号、ワラビモチコ先生「人生らっきょう」の感想
この読み切りは、母親と娘が祖母の思い出を語り合うという話です。
この話の魅力は、なんといっても祖母の性格と言動だと思います。
母親と娘の証言によると、祖母は家事をしない人だったのだそうです。
祖母が夫(=祖父)から家事をしないと言われても、せんべいをつまみながらテレビをしている場面には笑いました。
その後ろで、祖父がたんたんと掃除機をかけているのにも笑いました。
嫁に来た母親に対しても「家事よりテレビ」という主張は変わらず、洗濯は後まわしにするというのが面白かったです。
祖母は娘(=孫)に対しての扱いもざっくりしていて、娘が楽しく見ていたアニメーションを自分が見たい時代劇にあっさり変更してしまうところには笑いました。
誰の意見にも耳を貸さず、強く生きている祖母の姿が、自由でいいなあと思いました。
この祖母は、女だから、妻だから、祖母だからという固定観念を持っていないのだろうなと思いました。
自分がこうしたいからこうするという姿勢が、ずっと変わらないのがいいなと思いました。
多少、言っていることやしていることが無茶でも、周囲の人たちが祖母を受け入れているのは、祖母の人柄に魅力的な部分があるからなのだろうなと思います。
作中で、娘がらっきょうの甘酢漬けを作っている場面が良かったです。
少し砂糖が多めのレシピも公開されていて、美味しそうだなあと思いました。