100話 La・La ララ 7月号
祝100話。なんて素敵な見開き巻頭カラーでしょう。緑川ゆき先生のやわらかで優しいタッチが大好きです。コミックスももう24巻まで来ていたんですね。感慨深いです。
そんな記念すべき今回は、新しい事件の始まりといった雰囲気です。数話かけて描かれるタイプのなかなかの大事件の予感がします。名取さんはじめ祓い屋さんたちや式たちも早速登場。厄介な妖と夏目がかかわることを避けてほしいと優しい名取さんは思っていてくれるけれど、夏目は友人帳を持っているし妖が見えてしまう限りそれは難しいことですよね。今回も・・・。
事件を予感させる流れの中で、夏目のニャンコ先生への気持ちや、共に暮らす塔子さんへの想いが細かなエピソードで丁寧に描かれていて100話目の重みを感じさせるストーリーでした。
ニャンコ先生が数日帰って来ないことなんていつものこと・・・と思いながらもなんだか落ち着かない夏目。田沼からもたらされるニャンコ先生のかけらと思しき陶器の破片を元に、ニャンコ先生探しに出かけますが。白霞焼の里は不穏な空気が立ち込めています。夏目一人で乗り込むのはどうかと思う、気を付けて!思ったところで、ニャンコ先生が登場です。あんなに心配かけたのにさすがニャンコ先生、上から目線です。
ニャンコ先生も合流して謎のかけらについて調べるために白霞焼の窯元へ。ここからが急展開、謎の人物による謎の攻撃。名取さんの式も謎の人物に追われている様子。もう謎だらけ。いったいどうなる!?次回が気になって仕方がない最後の1ページでした。とても楽しみです。
101話 La・La ララ 9月号
今回は、的場さんが目の前の危機から救ってくれるところから始まります。
前回、非常に気になる状況で終わった、あの続きです。
この作品は、見るたびにキャラクター達の成長を感じるのですが、今回はなんと!
名取さんが的場さんを連れてきたという、衝撃的な話が一番印象深くて、あの的場さんが、協力してくれるなんてと驚愕しましたし、ほんの少しの人間関係の進歩に驚きました。
この三人と、式や妖怪たちで、閉じ込められた環境から脱出する事になるのですが、今回の相手は今まで以上に危機を感じさせられる人物で、本当にハラハラの連続です。
さらに、にゃんこ先生が沢山わらわらといる場面は、どうなってしまうんだと、先が気になってしかたなかったです。
もしも、ここにタギがいたら、全部コレクションしてしまうのではないかと思いましたが、今回の相手は、そんな優しい人物ではなく、狙った獲物はどんな手段でも持ち帰る様なコレクターです。
そんな的場さんよりずっと危ない考えを持ったコレクターが狙っているのは、里にいるにゃんこ先生そっくりの全ての動く陶器のネコ。
にゃんこ先生も狙われる事になって、次回まで待てない気分でいっぱいです。
特に最後の一コマが衝撃的すぎて、何度も見返してしまいました。
再来月号の続きが本当に楽しみです。