63話 BE-LOVE(ビーラブ) 11月号
今回は、小桜蝶子のイベントがひと段落ついた後の主人公・幸田まり子が、息抜きをするという内容でした。
イベントに参加した進藤薫と佐野きよしが、終了後に顔を合わせる場面には、緊張感がありました。
佐野と進藤の仲を心配したまり子があたふたする中、自分に注目を集めたい蝶子がどこまでもマイペースなのが面白かったです。
顔を合わせる前は進藤に対して敵意しか見せなかった佐野が、実際に会うとなったら、意外と穏やかな態度だったのには驚きました。
イベント帰りにまり子とちえぞうさんがスーパーに立ち寄る流れが面白かったです。
スーパーの休憩所で、ちえぞうさんは何かをしている森崎を見つけます。
森崎は仕事を辞めてから生活が激変してしまい、これからどうすればいいのか迷っていました。
しかし、森崎の休憩所での動きを見ると、彼にとっての新しい人生が始まったのではないかなという感じがしました。
今後が気になるのは、休憩所に現れたある老人グループです。
そのうちの1人がちょっと行動に問題のある人で、他人をつき飛ばしてでも席をとろうとします。
ちえぞうさんの体を痛めつけておいて、みんなやっているからいいんだ、と開き直る場面が衝撃的でした。
まり子たちとグループ老人たちの対立にうまい落としどころはあるのか、次回が気になりました。