ネタバレOK?なっちゃんのメモめも

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ただ離婚してないだけ 4巻 ネタバレ注意

第4巻は監禁中の佐野とのやりとりが主軸となっている話です。

佐野は相変わらず最低限の食事と排泄は自身で処理し(おむつなどを交換し)、鎖で繋がれるというペット以下の状況で監禁されています。

佐野の精神状態はもはやギリギリとなっていることが分かり、いくらすでに犯した萌の殺人を隠すためとはいえ、こんな非人的な行為をし続ける夫婦には恐ろしさを覚えます。

また、佐野は何度か脱走を試みては失敗しており、正隆と雪映に監視カメラを取り付けられて24時間体制で監視されている状態でした。

しかし、佐野はあきらめておらず、カメラの死角を利用して首輪を破壊しようと試み、そしてついに外への脱出へ成功します。

これで、今までの罪が全部明るみになっちゃうの?!と今回の巻の中では最もハラハラさせられる場面です。

しかし、夫婦はすぐに脱走したことに気づき、また不幸にも外は仮装イベントの最中とのこともあり、通行人にも変装と認識され、また夫婦に連れ戻されてしまいます。

ついつい主人公夫婦の立場で読んでしまうので、ほっとしますが、実際問題でしたら悲劇としか言いようのない展開です。

そして、その後、佐野は正隆に首を絞められて殺害されますが、その感覚が忘れられない苦悩や、雪映がついに出産し幸せな日常がせめぎ合い、自分自身の首を絞めたり一方で赤ちゃんにデレデレになったりとしている描写で伝わってきます。

もし自分だったらこんな極限の状況で普通に生活なんて無理だと思いますが、殺人という許されない罪を重ねてそれを隠している人というのはこんな心理状態なのか?!と思わせるほど、主人公の葛藤などが伝わってきます。

こんな描き方をできる作者が本当に堅気の人間だよね?と思ってしまうほど、感情移入してしまいますが、巻末ではついに警察が家を訪ね、正隆は泣いてしまい・・・

どうなってしまうのか次の巻が待ち遠しいです!