5話 BE-LOVE(ビーラブ) 11月号
今回は、院内警察が宮丸光太の危機を救うために奔走するという内容でした。
良いと思ったのは、病院の医師たちが光太の病状について真剣に話し合うところです。
最初はわがままな子どもだと思われていた光太のために、複数の科の医師が集まって、病状について意見を交わし合うのがいいと思いました。
光太の体の異変を見逃したり、放置したりせず、なんとかしようと動く医師たちは、かっこいいと思いました。
もちろん、主人公の恋河内環をはじめとする院内警察の面々も、子どもを守るために動きます。
交番に戻ってからの環・福士・宇高の話し合いの場面が良かったです。
とにかく光太を救いたい気持ちが先走ってしまう環に対して、福士や宇高が冷静にブレーキをかけるところが面白かったです。
2人の意見に納得したかのような態度を見せた後の環の暴走も面白かったです。
環の異変を察知した福士と宇高が、環を止めるためにちゃんと対策をしているという流れにも笑いました。
院内で起こる事件は大変なことも多いのですが、院内警察の人たちは基本的に仲が良くかけ合いも面白いので、見ていて息抜きになります。
環が自分の身を張って光太を守る流れには、光太を守った環によくやったと思いつつ、こうでもしないと事態を止められないという現状に、複雑な気持ちになりました。
だんだんチームワークもできてきた院内警察が、次はどんな事件に立ち向かうのかが楽しみです。