チノたちが住んでいる町を飛び出して、みんなで旅行にいく物語でした。
チマメ隊やリゼの卒業旅行も兼ねており、終始ほのぼのと可愛らしい印象でした。
とくに印象的だったのは、新キャラの登場でした。
今までずっと新キャラはおらず、いつものメンバーでほのぼのとしていたのですが、ようやく新しいメンバーが入ったのだなと思うと感慨深かったです。
まだまだ謎に包まれた3人が出てきて、どの子もとても可愛かったです。
これからチマメ隊と仲良くなっていくのかな、といった感じがしました。
また、チヤとシャロとココアのご両親が登場したのは予想外でした。
一巻に比べて、みんな大人になったなとしみじみ思いました。
とくにチノについては、最初人見知りで大人しく、あまり言葉を話さないキャラクターでしたが、今ではココアのツッコミ番長といったところで、可愛さが日に日に増しています。
ココアとの仲の良さには、ほっこりしました。
ココアが寝過ごして駅に降り損ねた時には、チノが「ぷんぷん」と言って怒っているのがとにかく可愛く、その後に都会の景色を見て「ふわあぁ」と言っているのもたまらなく可愛かったです。
漫画家さんの絵のレベルも巻ごとに上がっており、今回はとくに作画が素晴らしかったです。