41話 officeYOU オフィスユー 11月号
今回は、作者の七尾ゆず先生が、娘のミライの体調不良に悩むという話でした。
ゆずがミライの体温をチェックして「39度ぐらいの熱じゃ動じなくなった」という場面が印象的でした。
乳幼児のうちは、大人と違って体ができていません。突発的に熱を出すことも多いと聞きます。
母親であるゆずが発熱で動じなくなったことを自覚するということは、それまでミライの体調不良であわてることが多かったからだろうと思いました。
熱の下がったミライが家の中で元気にはしゃいでいるのも、これまで母親のゆずが娘の体調管理をしっかりしてきた成果なのだなと思いました。
子どもの熱や発疹は、素人では判断のつかないところもあると思います。こういう時に近所にかかりつけのお医者さんがいると、いろいろと心強いなと感じました。
ゆずは主に漫画を描いて生計を立てています。そのため、仕事ができない日が続くと、そのまま収入に直結します。
こうした生活の中で、娘の症状にも1人で対応していかなければならないというのは、かなり大変だなと感じました。
子どもの健康には親としては責任を持って対応しなければならないことですが、収入がなければ生活すること自体が困難になってしまいます。
頼れる人が近くにいない親に対して、何らかの補助や援助は必要だと思いました。
42話 officeYOU オフィスユー 12月号
今回は、新しい季節を迎えた母と娘の生活が描かれました。
保育園へお迎えに行った作者・七尾ゆずの目の前で、娘のミライが大暴れをする場面では、大変そうだなあと思いました。
保育園での時間が終わった解放感からなのか、子どもたちが思い思いに行動するようすが面白かったです。
ミライが母親の自分の言葉に耳を貸さないのに、保育園の先生には素直に従うようすを見て、作者は驚きます。
ミライが保育園の先生に対しておとなしくなってしまうのは、先生が家の外の人だからではないかなと思いました。
就学前の子どもは個人差もあるとは思いますが、元気のいい子どもが多いと思います。
子どもにふりまわされる親は大変だと思いますが、子どもは親が相手だから、安心して遊びまわることができるのではないかなと思いました。
親以外の大人に対して子どもが静かになってしまうのは、慣れていない人に対して緊張感が生じるからなのではないかなと思いました。
保育園には、作者と同じように、子どもを迎えに来た母親がいました。
なかなか言うとおりにしてくれない子どもから目を離すことができないのは、いろいろと大変そうだなあと感じました。
家事や育児の合間で、こうして同じ立場の人と意見交換ができるのは、いいことだなと思いました。