休暇が終わり城に戻ったゼン達ですが、木々とヒサメの婚約がついに決まりました。
個人的にヒサメはとても好きなキャラなのでこれからも活躍の場があるかと思うと嬉しいです。
本音をさらりとかわして言わないかと思えば、恥ずかしがらずに真摯にまっすぐに木々へ求婚するシーンは、肝が据わっていて男らしいです。
またそれに対する木々の返事も素敵で、二人はこれから始まっていくんだなと思いました。
イザナとゼンの会話はこの巻の涙腺ポイントですね。
ゼンの成長を認める言葉や、背中を預けるといった雰囲気がとても綺麗で感動的でした。
今回リュウの心情が描かれていましたが、成長したい、成長しなきゃと頑張ろうとするリュウはとても魅力的でした。
ちゃんと言葉にしてきちんと向かいあうことができる頼もしい仲間を得たんだなと思うと、何だか羨ましくもなったりします。
リュウがこんなふうに考えるのはきっと白雪を見てきたからなんですよね。
前向きに精一杯頑張ってる白雪は間違いなくリュウにとって刺激になってますし、白雪にとっても勉強熱心なリュウは刺激になってるでしょう。
本当にいいコンビです。
リリアスでの研究もついに終わり、新たな旅が始まるところでこの巻が終了です。
まだまだ物語は続くんだなぁと思うと、嬉しいし楽しみです!