ネタバレOK?なっちゃんのメモめも

ただの漫画好きおばさんのただのメモ 雑談も多めです~

BEASTARS 145話・150話 ネタバレ注意

145話

ライオンやヒョウといった、様々なネコ科の獣人の後姿を、見事に描き分けているのが素晴らしいと思いました。

ライオンの背中はたてがみがあり、骨格も大きめになっています。

それに対して、トラはライオンよりも身体が小さめに描かれており、毛の多さと模様が特徴的です。

そして、ジャガーはスタイリッシュな背中をしており、ジャガー特有の斑点模様が肩から背中まで続いているのが見えます。

こういった背中だけでも、それぞれの動物たちの特徴が見事に反映されていることを感じさせて、息を呑みます。

また、ここでネコ科の動物の中でも巨大な身体をもつものをチョイスして紹介することによって、次に出てくるジャコウネコの小ささや可愛さ、それらを覆う神秘さをより感じることができます。

ジャコウネコの香水とコーヒーは、トイレで生成することができるという情報と、何とも言えない顔をするデシコの対比がとても面白く、その現状に対して不満を持っていることがありありと分かりました。

下のみではなく、別の場所でも神秘を起こして見せたいという、別の活躍場所を求める姿には、ジャコウネコゆえの苦悩が見受けられました。

ジャコウネコの糞からコーヒーが作れることと、混血の種族から未知なる可能性が生まれる可能性を並べることで、メロンの未知なる可能性やレゴシの運命について考えさせれるのも、素晴らしいと思った最新話でした。

150話

逃げないといけないと考えたメロンが、咄嗟にレゴシの弱点でもある「肉食獣と草食獣の肉体さ」について言及するシーンには感嘆しました。

手首が痛いことを伝え、遠回しに力を弱めて欲しいと強請るこのシーンは、メロンがか弱い草食獣にしか見えません。

レゴシも同様で、つい無意識に力を弱めてしまいます。

その隙をついて、レゴシの腕を振り払い、更にレゴシの腹部を自身の角で攻撃しようと試みる姿には舌を巻きます。

そして、そこから始まる逃亡劇と、レゴシの想いに入り込んでしまいます。

草食獣と肉食獣という、アンバランスで、自分の将来の子供がたどり着くかもしれない姿をもったメロンを追いかけることに、躊躇してしまうレゴシ。

しかし、その葛藤さえも振り払い、ただただハルに対する愛情と正義感のみで前へと進む姿には、涙が出そうになります。

そんな逃亡劇の中、わざと街中へと駆け込み、監視カメラに自分が捕獲される姿を撮影されるメロン。

その魂胆は、草食獣を保護する社会を逆に利用するというものでした。

それに気づかず、警察に追われてしまうレゴシ。

警察や周りの目から逃げつつ、メロンを追いかけるという苦行を強いられながら、懸命に使命をやり遂げようとする姿に息を呑む最新話でした。