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東京喰種:re トーキョーグール re 最終回 結末 ネタバレ注意

東京喰種:reの最終話では竜戦後の様子が描かれており、主要キャラクターのその後がわかります。

その中でも特に感動的なのが、長年植物状態であった篠原特等が目を覚まし、当時の部下である鈴屋什造と対面する場面です。

以前は人の生死、そして自分の生死にさえ無頓着だった什造が、篠原が目覚めたと聞くやいなや走り出し、対面した途端大きな声で泣き崩れます。

今まで篠原の回復を強く願い、CCGの職務を頑張ってきた什造にとって、胸が張り裂けるほど嬉しいことだったのでしょう。

漫画を読んでいるだけで什造の気持ちが読み手に伝わってきて、目頭が熱くなります。

篠原の回復は絶望的でしたが、ヒトと喰種が協力したことによって、再生医療が発達し回復につながります。

読者にとってこのシーンはかなりのサプライズであり、什造と同様に篠原の回復を願っていた身としては大変嬉しいことでした。

そして什造の横では、現在の什造の部下たちも涙を流し、あたたかい眼差しを向けています。

かつての什造にとっての篠原のように、現在は部下たちにとって什造がとても大きな存在になっていることが分かります。

それ以降、什造は実績・実力ともに最高クラスの保安官として東京の街を守り続けたと説明書きがあり、篠原に関しては、職務には携わることはなかったが東京郊外に移り住み穏やかに暮らしたと記載があります。

このように東京喰種:reの最終話では、それぞれのキャラクターに関して細かな説明書きがあり、これも読者を楽しませてくれるものの一つです。

また篠原以外にも竜戦後の再生医療の発達によって回復したキャラクターがいます。

以前殉職した不知吟士の妹である不知ハルです。

本編では妹のために治療費を稼ごうと頑張っている不知の姿が何度も描かれていため、ハルの回復も読者にとってはとても喜ばしいことでした。

不知の殉職後、ハルの治療費は不知の同僚であった瓜江・米林・六月の三名が負担したと記載があります。

また、行方不明になっていた不知の遺体を瓜江が探し出し、遺骨は墓地に埋葬されたとも説明されています。

このように不知を含めた4名の絆が最終話でも描かれており、仲の悪い時期もあった4人ですが、不知亡き後もこうして強い絆でつながっていることに胸が熱くなります。

続いて主人公である金木研についてです。

今まで不幸続きだった彼ですが、最終話でやっと幸せそうな様子が描かれています。

トーカとの子供が無事産まれ、金木は苦戦した竜戦をなんとか生き延び、3人家族となっています。

最終話後半では、金木の自宅に友人達が招かれ、ヒトも喰種も関係無く仲の良い様子が分かります。

このように幸せそうな最終話ですが、親友であるヒデとの会話では、やはり金木らしい発言が垣間見えます。

一見落ち着いた生活には見えますが、今までたくさんの人の命を奪った金木の存在や行動に対して、非難の声もあるようです。

ヒデはそんな金木の状況を気にかけています。ヒデの金木への優しさは、最終話にも描かれており、素敵な友情だと感じます。

金木は「この世界はよくなったのか悪くなったのか、今でも考える」と思い悩むこともあるようで、今までもこの世界は何が正しいのか、何が間違っているのかと自問自答する場面がありました。

しかし最終話では金木は自分なりの答えを見つけ、自分で自分の行動に納得していると話しています。

東京喰種(無印)から始まった東京喰種:reですが、何度も何度も繰り返してきた疑問の金木なりの答えを、最終話では知ることができます。

今まで金木を見続けてきた読者にとっては、とても腑に落ちる答えではないでしょうか。

そして最後の場面では、金木・トーカ・一花の3人で空を見上げながら「いい天気だね」と言って物語が幕を閉じます。

喰種になったあの日から、金木はゆっくりと空を眺めることなんてあったのでしょうか。

金木の幸せな様子は、読者の心も幸せにしてくれました。