ネタバレOK?なっちゃんのメモめも

ただの漫画好きおばさんのただのメモ 雑談も多めです~

アリスとアマリリス 19話 ネタバレ注意

19話 Kiss キス 10月号

今回は、少し時間が戻って、主人公の薊野ありすが中学生だったころの、同級生たちのようすが描かれていました。ありすたち薊野家が借金取りから逃げるために必死になっていたころ、友人や同級生たちがどんな気持ちでいたのかがわかりました。

周囲の人たちには言えない事情だったとはいえ、親しくしていた人が何の説明もなしにいなくなってしまったという事件が、友人たちから見るととても大きなできごとだったということが、じわりじわりと伝わってきました。ひとつのできごとが、誰がどんな気持ちで見ているかによってこれだけ違いが出てくるということがわかって、読みごたえがありました。

特に、ありすの家の借金をどうにかしようと奔走していた茜坂理一のようすには胸が痛みました。理一はありすに黙って借金の整理に取り組むいっぽうで、ありすの行方を探していました。ようやく居場所を見つけたと思ったら、ありすたちは引っ越してしまった後でした。

ありすたちがいないことを知った理一が、自分の伝えたいことを伝えられなかった場面が、とても印象的でした。今まで張りつめていた緊張の糸が切れたかのように座りこんでしまう理一を見て、やりきれない気持ちになりました。

理一が自分の気持ちを素直に言えるのは、一緒に動いてくれていた榎本だけでした。大切な人を守りたいという理一の気持ちに寄りそってくれる大人がいて、本当に良かったなと思いました。

過去のできごとを読んだことで、あらためてありすと理一が再会することができて良かったと思いました。2人にはこれから穏やかな日々を過ごしてほしい、幸せになってほしいなと思います。