ネタバレOK?なっちゃんのメモめも

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平野と鍵浦 1巻 ネタバレ注意

高校の寮でルームメイトとして過ごしている平野と鍵浦は、1学年違いの男子高校生です。

第1巻は、風邪を引いた鍵浦の看病をする平野のエピソードから始まります。

バスケ部として試合の控えた鍵浦を休ませ、玉子粥を寮の食堂に準備してもらったり、平野が後輩に対して心を砕いているのがよくわかります。

鍵浦も平野に対して好意を持っていて、平野が言うのならと部活を休み休養に入る姿は、二人の信頼関係がうかがえます。

寮の部屋で二人でおかゆを食べるシーンの数コマは吹き出しがなく、なんてことない日常の風景であるのに優しい雰囲気が醸し出されていて、言わずともわかる二人の和やかさがとても好きです。

風邪のエピソードの後は、バスケの試合で負けてしまった鍵浦を励ます平野や、平野が入学旅行へ行ってしまって寂しがる鍵浦のエピソードが描かれています。

二人の話が中心ではありますが、二人を取り囲む周囲との関係もしっかり描かれていて、友人たちもそれぞれ個性の強い人間であることもわかり、彼らの日常を覗いている感覚が強くあります。

第1巻の前日譚であるノベライズでは、鍵浦が平野の誕生日を祝う描写がありますが、コミック第1巻の最後のエピソードは、平野がそのお返しにと、鍵浦に渡すプレゼントに悩むというものです。

平野にプレゼントとしてバスケの試合観戦へ誘われた鍵浦が、平野への好意を伝えようとするもうまく伝わらず、また伝えようと決意する言葉でそのエピソードも終わります。

お互いがお互いに好意を持っているのは確かで、周囲も自分たちもそれに気づいているのに、その好意の種類が違ったりと、どこかすれ違っている二人の様子がとてももどかしく感じます。

ですが、そのもどかしさこそがこの話の素敵なところだと思うと、このままでいてほしいという気持ちもあります。

この後彼らがどうなるのか気になって仕方なくて、早く続きが読みたいと感じます。