まずは小紫がおトコを守るために将軍のオロチに勇敢に立ち向かうシーンが印象に残りました。
小紫に貢いできて、お金がなくなった男たちには冷徹な対応をしていたので、このように誰かを守るためになんの迷いもなく将軍に立ち向かうのは意外でした。
囚人の採掘場ではヒョウじいがルフィから不正に団子の引換券をもらったことがばれて看守にボコボコにされますが、ヒョウじいがかつてやくざの親分だったことが判明しました。
今ではとても弱々しいのでとても意外でした。
でも、所々で男気のあるところを見せるヒョウじいは昔はすごい親分だったのかもと思います。
そして、ついに囚人採掘場にはクイーンが現れて大相撲インフェルノが行われることになりました。
大人数相手になるのでヒョウじいを守りながら戦うのはさすがにルフィでも無理だろうと思いました。
また、小紫とおトコらしい人物が鎌ぞうに追われているところをゾロが助けますが、ゾロは深手を負い、小紫とおトコに治療してもらいます。
そこで小紫がモモの助の妹の日和であることが判明しますが、なんとなく以前からそうではないかと思っていたので想像通りでした。
しかし、花魁の小紫とはキャラが全く違って、かわいらしい雰囲気になっていてそれは意外でした。
きっと、ここからゾロと行動を共にしてモモの助と再会するのだろうなと想像しています。
また、最後の方でルフィがしようとしている武装色の覇気の応用技をなんとヒョウじいができてびっくりしました。
完全に弱いキャラだと思っていましたが、やはり親分なのでそれなりの戦闘力は持っているのでしょうね。
これからヒョウじいがもしかしたら戦力になるのかもと思いました。
感想2
ONE PIECE93巻、読了しました。今回も、笑いもありつつ、衝撃の事実が明かされたり、またまた新たにキャラが出てきたりと盛りだくさんの巻でした。
ついに、モモの助の妹の姿が明らかになりましたね。てっきり「花魁・小紫」がそうだと思い込んでいたので、見事に外れました。妹の「日和」、小紫に負けず劣らず可愛いです。そんな二人から、命懸けで庇われた「トコ」。かつて光月家に仕えていた大名の一人「康イエ」の娘だということは分かりましたが、それだけなんでしょうか。他にも何か重要な秘密を持っているキーパーソンな気がします。
トコの笑い上戸も、人工悪魔の実「SMILE」の副作用だったという衝撃の事実も明かされましたね。人工悪魔の実はゾオン系の能力をつける物かと思っていたら、そんな副作用があったとは。そもそも、「えびす町」の人たちはゾオン系能力者には見えません。これは別物のSMILEなのか、食べてもゾオン系の能力を身につけられず、副作用だけが残ってしまうのか。この辺も次巻でしっかり、解説されるのではと思います。毎巻、しっかり気になる部分を残して次巻を楽しみにさせる尾田先生は流石です。
気になるところばかり羅列しましたが、今回一番わくわくしたのはやっぱり「囚人採掘場」でのルフィの活躍。しっかりカイドウ対策もたてていて、安心しました。決戦の時、早く読みたいです。