39話 エレガンスイブ 9月号
今回は、ヤコとポコがスタッフロールについて考える回でした。
ゲームセンターでポコがスタッフロールを手に入れた後の場面が面白かったです。
気持ちをあまり外に出さないヤコがクールにふるまっているのに対して、ポコが素直に「ゲームだいすき!」「ヤコがだいすき!」という興奮を素直に表現しているのが可愛かったです。ポコはゲームをするのが大好きで、ゲームセンターにもよく行くので、今回はスタッフロールを手に入れて本当に嬉しかったのだろうなあと思いました。
ポコが「スタッフロールで誰が一番偉いか」という質問をして、答えが「肩もみ係」だったのも、面白かったです。細かい作業をしていると、確かに肩がこります。肩や首がこると、頭痛が出てくることもあります。仕事の合間に専属で肩もみをしてくれる人がいたら、休憩が楽しみになりそうだなあと思いました。
ポコにはクールな対応をしていたヤコが、自分のコミックスにもスタッフロールを入れようとする場面も面白かったです。
担当さんにポコのことを言われたヤコはクールな反応をするのですが、ゲームのスタッフロールを見て大喜びしたポコを見たのがきっかけになっているのだなあということがじわじわと伝わってきました。ヤコはいっけんクールに見えるけれども、いつも一緒にいるポコのことを大切にしているのだなあと思いました。
できあがったコミックスが届いたときの、ヤコとポコのやりとりも可愛かったです。何にでも素直で真面目な反応をするポコと、クールなヤコが、これからも仲良く暮らしていけるといいなあと思いました。