ネタバレOK?なっちゃんのメモめも

ただの漫画好きおばさんのただのメモ 雑談も多めです~

七つ屋 志のぶの宝石匣 37話・38話 ネタバレ注意

37話 Kiss キス 9月号

今回は、顕定たちが探している晴子という女性について、手がかりが見つかるかもしれないという展開になりました。

主人公の志のぶと顕定が、行方不明になった顕定の叔父が持っていたアンティークを見る場面には、ちょっとときめいてしまいました。

叔父の義実が持っていたアンティークのうち、アール・デコ様式のリングを顕定が志のぶに贈る場面にはぐっときました。顕定が志のぶの左手の中指にリングをはめるところには、素敵だなあと思いました。ちょっぴり営業モードに入った顕定に、志のぶが心の中で「店員!」とつっこむところには、笑ってしまいました。

晴子を探している顕定に志のぶが協力するようになってから、2人の気持ちが少しずつ通い合っているような気がします。もともと2人の婚約は、志のぶの祖父が勢いで決めてしまったことでした。いったんは婚約を解消した2人ですが、今回の指輪の場面は、すごく自然な流れで志のぶのもとへ指輪がやって来たという感じがして、すごい良かったです。

今後、この指輪を大切にしていた叔父の気持ちと、宝石を愛する志のぶの気持ちが重なる場面もあるのではないかなあという感じがしました。志のぶはきっとこの指輪を大切にいつも身につけているようになると思います。指輪を起点にして状況が変わる場面もあるかもしれないなあ、と思いました。

志のぶが本格的に晴子の捜索に加わることで、新たな動きが出てくる気がしました。今後の展開に期待したいです。

38話 Kiss キス 10月号

今回は、主人公の志のぶが、質屋の娘としてのプライドを賭けてオークション利用者と対決するという内容でした。

志のぶはある目的のために隣のクラスにいる女子生徒に話しかけます。自分が質屋の娘であることを明かした志のぶですが、同じ年代の女子たちが、誰も質屋を知らないという現実に打ちのめされてしまいます。

女子たちから「質屋ってフリマ?」と言われてしまった志のぶは、家業を大事に思う気持ちがつのるあまりに、フリマに対して敵意を燃やすようになってしまいます。家に帰ってからも怒り続ける志のぶに冷静になってほしいと思ういっぽうで、それだけ志のぶは自分の家の仕事を大切に思っているのだなあとも思いました。

話の途中から、質屋に品物を持ちこんで査定だけしてもらうという若い女性が登場します。女性はブランド品を質屋で見てもらい、後でフリマアプリに出品して、売りさばいていました。女性の行為にますます怒りを燃え上がらせた志のぶが、すっかりフリマの出品チェックにはまってしまう流れが面白かったです。

志のぶの同級生たちも、若い女性も、自分の趣味のために収入を得たいという目的がはっきりしています。利用する人が自分なりの工夫をして、フリマアプリを活用しているのが面白いなあと思いました。

今回は、登場人物たちがブランド品をめぐっての駆け引きが激しく、状況が少しずつ変わっていくのが面白かったです。欲しい物があるからといって飛びつくと、騙されることもあるということもよくわかりました。買い物をするときは、便利さだけを追求するのではなく、よくよく考えて行動する必要があるのだなあと思いました。