ネタバレOK?なっちゃんのメモめも

ただの漫画好きおばさんのただのメモ 雑談も多めです~

彼と彼女のヒストリごはん 11話・12話 ネタバレ注意

11話 Kiss キス 9月号

今回は、主人公の紗代が正月に帰省したときのようすが描かれました。胃の調子が悪い紗代は、芋粥を食べてみたいと言います。

作家の芥川龍之介が書いた『芋粥』という小説には、芋粥をいっぱい食べたいという役人が登場します。小説に登場する芋粥を、実際に作ろうという流れが面白いと思いました。

芋粥の調味料である「甘葛(あまづら)」が、とても貴重なものだったという描写には驚きました。

工業が発達する前の生産物は、食べ物でも着物でも、自然の素材を時間と手間をかけて加工することが多いです。この甘葛という甘味をつけるための調味料も、大量に集めた素材から少量しか採れないというものでした。

昔は甘いものはとても量が少なく貴重だったというのは話に聞いたことがありますが、こんなに大変だったのだなあと思いました。甘くて美味しいものに労力をかけるだけの価値があるからこそ、こうした調味料が存在していたのだろうなと思いました。

紗代と母親が、再現レシピを参考にして芋粥を作るところも面白かったです。素材はずばり芋と甘い調味料なのですが、どちらも店で買えるものなので、自分の家でも挑戦できるなあと思いました。調味料も、甘葛と似たような素材と採取方法で作られているものなので、まったく同じとは言えなくても、小説で書かれている時代に食べられていたものに近いものができあがるのではないかなあと思いました。

完成した芋粥に、母親が香辛料をそえたのも上手いなあと思いました。甘い芋にこれをつけると確かに美味しくなりそうだなと思いました。少し手間はかかりますが、芋と調味料を自分の好きなものでアレンジすれば、具合の悪いときの食事にはうってつけだなと思いました。

12話 Kiss キス 11月号

今回は、年末デートでちょっと気まずくなってしまっていた福島紗代と加藤芳雄が再会するという展開でした。

紗代と芳雄の間に距離ができてしまって、これから2人はどうなってしまうのかなと思っていました。

紗代から連絡をとって再会してみると、お互いにちょっとした誤解をしていただけだったということがわかって、安心しました。

紗代は芳雄の気持ちがわからなくて困惑していましたが、実は芳雄はいろいろと考えていて、ものすごくいい人だったということがわかりました。

紗代に対する態度や言葉から、芳雄がとても誠実で実直な人だということがよく伝わってきました。

今後もお互いにうまく伝えられない瞬間というのはあると思いますが、その都度よく話し合っていい関係を築いていってほしいと思いました。

今回のヒストリごはんは芳雄の提案から生まれました。

幕末に活躍した新選組に由来する料理を、芳雄と紗代が協力して作る流れが良かったです。

紗代が新選組に関するトリビアを披露する場面も面白かったです。ドラマや小説にもなっている歴史上の人物たちがこんなことをしていたとは思いませんでした。

今回の料理もレシピと調理手順がついていたので、家で作ってみたいと思いました。そろそろ土鍋を出してもいい気候になってきているので、挑戦してみたいです。