ネタバレOK?なっちゃんのメモめも

ただの漫画好きおばさんのただのメモ 雑談も多めです~

ながたんと青と いちかの料理帖 17話・18話 ネタバレ注意

17話 Kiss キス 9月号

今回は、主人公の桑乃木いち日が夫の山口周の実家でどんな風に過ごしたのかが描かれました。

いち日が義姉(周の兄である縁の妻)と初めて顔を合わせる場面が楽しかったです。

前回、おせちをめぐって縁が見せた態度を思い出し、いち日がお義兄さんの好物は調味料なのでは……と思わず口走ってしまったところでは、笑ってしまいました。目の前であんなことをされた後で、こんな風に冗談にできるいち日はすごいなと思いました。

義姉の頼みでいち日が一緒にある有名な洋菓子を作るところがとても楽しかったです。小麦粉やバターを分けて入れて少しずつ生地を作っていったり、レモンの皮を混ぜて香りづけをするなど、工程のひとつひとつがていねいに描かれていて良かったです。

一番美味しそうだったのは、洋菓子が焼きあがる場面でした。絵はモノクロ表現なのに、まるで本物の洋菓子が目の前にあるようでした。焼き目や湯気がきちんと描かれているので、リアルに感じるのだろうなと思いました。

いち日と周が養子にして同居している少年・みちやが、口の中がいっぱいになるくらいどんどん食べてしまう場面が印象的でした。小麦粉とバターの組み合わせは最強だと思いますが、みちやがむせるほど食べてしまったということは、よっぽど美味しかったのだろうと思います。

外出先で突然作ってほしいと言われてここまできちんと洋菓子を作れるのは、いち日がもともとホテルで西洋料理を作っていた経験があったからなのだろうなと思いました。食べたみんなが美味しいと言って幸せになってくれる、そういう料理や菓子を作れる料理人というのは、すごい仕事なのだなあと思いました。

18話 Kiss キス 10月号

今回は、主人公の桑乃木いち日と夫の周が、料亭の収入増を目指して協力するという内容でした。

漫画の中では季節は冬です。正月明けに養子のみちやが小学校に入学するのをきっかけに、周が朝食作りに挑戦することになりました。

いつもは料理人であるいち日の調理場面が多いのですが、今回は周が料理をするところが見られました。何種類もの野菜が入ったスープは、野菜のだしがよく出ていて、とても美味しそうだなと思いました。スープに卵をそえるというのも、見た目の楽しさと味の美味しさが重なって、いいなあと思いました。

周がいち日に教わりながら、食パンを焼くと場面も良かったです。いち日が用意したパン種を焼くだけとはいえ、こんなにしっかり山形になった食パンを焼けるなんて、周は器用なのだなあと思いました。

あたたかなスープとパンが並んだ食卓に、みちやは驚き、喜びます。美味しさのあまり食べる手が止まらなくなっているみちやを見ていると、本当に美味しいのだなということが伝わってきました。

いち日と周とみちやは、血縁関係にはありませんが、生活をともにすることで少しずつ家族らしくなってきているように思いました。料亭の経営をどうにかしなければならないという課題はありますが、せっかく縁が会って出会った3人ですから、このまま仲良く暮らしていければいいなあと思いました。

今回は接客を学んだ周が料亭のお客さんに料理を出すという場面もありました。男性が接客を担当することが珍しいとお客さんにも好評をもらっているのが印象的でした。

いち日と周が自分の技術を活かして、お互いの発想や知恵を出しあえば、料亭の経営も軌道に乗るような気がします。少し変わった経緯で結婚することになった2人ですが、こういう関係もありなのかなあと思いました。いち日と周には、周囲の雑音を気にせず、自分たちの考えで人生を歩んでいってほしいなあと思いました。