同点のまま終盤に突入したアジア杯準々決勝のUAE戦がついに決着しました。
しかも、ゴール前、日本代表エースの花森に回ったパス、そのままシュートに持ち込むかと思いきや、花森がパスを選択。その先にいたのはなんと我らが椿。
そして椿は華麗なシュートを決めます。
A代表初ゴールは、スコアをひっくり返す逆転弾でした。
なんとドラマティックな展開なんでしょう…!
ゴールを決める前後のページはまったくセリフなし。いい演出です。
そしてそのまま逆転のまま試合が終了しました。
1アシスト1ゴールの活躍を見せた椿、テレビのインタビューを受けますが、やはりそこは椿。カチコチです(笑)。
それでもこれまで支えてきた人たちへの想いを素直に表現する椿に、ETUをはじめとした関係者が感極まり、有里は号泣します。私も号泣しました。
しかし、活躍したことによって、海外移籍の可能性が具現化。
さっそくクラブには問い合わせの連絡が入り、一喜一憂するクラブのメンバーに達海は釘をさします。
椿自身も仲良しの窪田や代表メンバーとの関わりの中で、海外をしだいに意識するように。
この展開は、もう達海ルートで間違いないでしょう。
とはいえ、さすが達海。椿の活躍に発奮するETUの選手たちの気持ちを代弁する笠さんに向かって「ふーん、そういうもんか」「俺、選手時代、チームで一番上手かったからそういうのピンとこねーんだよな」と。
この発言には「思ってても言わないやつですよ」と松ちゃん(笑)。
A代表で存在感を増す椿、それを取り巻く刺激的な環境、現実化する海外移籍、そして達海のこれから。
おそらく、椿の海外行きと冬の天宮杯。これが今後の肝になるのでしょう。徐々にこの物語の行きつく先がイメージできるようになってきました。