ネタバレOK?なっちゃんのメモめも

ただの漫画好きおばさんのただのメモ 雑談も多めです~

パンドラ 1話・2話 ネタバレ注意 森田智さん

1話 officeYOU オフィスユー 9月号

今回はある警察署の刑事たちが、主婦の転倒事件の真相を追うという話でした。

中心となる刑事課の刑事たちのキャラクターが良かったです。主人公の係長・宮沢さやかをはじめ、ベテランの川西、明るい山田、無口な相原と、それぞれタイプの違う刑事がひとつのチームとして事件解決を目指します。

捜査の流れを通じて、刑事の性格や捜査方法がわかるのも面白かったです。

捜査は刑事2人が1組になって行います。宮沢は山田と、川西は相原と組になります。

聞きこみの最中に、やたらと笑顔の山田が女性たちから次々と情報を聞き出していく流れが面白かったです。山田は髪型や服装がやわらかく、あまり刑事という感じがしません。威圧感のある刑事よりも、山田のような軽やかな感じの刑事のほうが、女性は安心して話しやすいのかもしれないなと思いました。

宮沢の質問に対して山田がさらりと答えるところにも、笑顔で聞きこみをするのは私的な理由ではなくて、ちゃんと刑事としての狙いがあってしていることだということがわかります。表向きの態度が軽く見えるだけで、山田は刑事として真面目に働いているのだなと思いました。

いっぽう、地域の少年たちに聞きこみをする相原は、山田とは正反対の行動をとっていました。近くでやんわりとなだめる川西を気にせず、厳しい目つきで少年たちを問い詰めます。

相原を恐れた少年たちは、素直に証言を始めます。聞きこみひとつでも、刑事の個性によって方法が違っているというのが面白かったです。話を聞く相手によって、効果的な方法があるというのを知ることができて、面白かったです。

事件が解決したと思った直後に意外な展開が起きるところが面白かったです。宮沢の懸念が当たっているのかどうかも気になります。次回の展開が楽しみです。

2話 officeYOU オフィスユー 10月号

今回は、第1話で起きたロープによる転倒事件の話の続きでした。

地域の若者が軽い気持ちでロープを張ったということで解決しそうだった事件が、また同じ場所にロープが張られたことで、ふり出しに戻ってしまいました。主人公の刑事課係長・宮沢さやかは、引き続きロープを張った犯人を捜すことになります。

宮沢が最初に目星をつけていた主婦の岡村に話を聞きに行く場面には、なんとも言えない緊迫感がありました。

第1話で被害者になった主婦・平田まゆ子も、今回登場した岡村も、見た目は平凡な主婦です。平田も岡村も、聞きこみに対しては笑顔で対応しており、その本心は読めません。

宮沢と組んで捜査をしている山田に対しては、そのやわらかなものごしに聞きこみ先の女性はたいてい心を開いていろいろと話してくれます。しかし、ある程度の年齢を重ねた女性の中には、不測の事態に用心して、本心や本音を明かさない人もいます。

今の時点では、宮沢は岡村を疑っています。岡村の笑顔や会話の間合いにはやや怪しげなところもありますが、宮沢から見るとそう見えているだけ、というミスリードかもしれません。山田の言うとおり、証拠が出てくるまでは岡村がクロとは言えないと思います。

結局、誰がロープを張ったのかはわからないまま、物語は次回へと続きます。むしろ、怪しげな人物が増えて、ますます謎は深まりそうな予感がします。地道な聞きこみを続ける強行盗犯係の刑事たちを、応援していきたいと思います。