ネタバレOK?なっちゃんのメモめも

ただの漫画好きおばさんのただのメモ 雑談も多めです~

かぞくを編む 7話・10話 ネタバレ注意

7話 BE-LOVE(ビーラブ) 8月号

今回は、養子縁組をマッチングする機関で働く主人公・須田ひよりが、担当している5歳の少年・大海(たいが)を、実の母親に会わせるべきかどうか悩むという話でした。

わざわざ自分に会いに来た大海の気持ちをどうすればいいのか、ひよりが悩む場面には考えさせられました。周囲の人に相談したり、母親の資料を読み返したりして、大海にきちんと対応しようとするひよりの姿勢がいいなと思いました。

大海は機関から連れ戻された後、元気をなくしていました。養父母からの電話で大海のようすを知ったひよりが、あることを決意して会いに行く場面には驚きました。

ひよりのとった行動は、実の母親の事情を考慮したうえで、大海が母親に会いたいと思う気持ちにきちんと応えることができていました。人の心の痛みや苦しみという、肉眼では見えないものを自分の身を張って大海に伝えたひよりは、すごいなあと思いました。

ひよりは小手先の理屈や決めつけで大海を突き放すのではなくて、自分で考えて自分の行動で大海と向き合いました。それは本当に大海のために何ができるのかを真摯に考え続けてきた結果なのだろうと思います。

母親に会いたいという願いがかなわずすさんでいた大海も、ひよりの真剣な説得に心を動かされます。大海が今まで関わってきた人たちと愛のある体験を重ねてきたからこそ、母親に会えないという現実を受け入れることができたのではないかなあと思いました。

10話 BE-LOVE(ビーラブ) 11月号

今回は、主人公の須田ひよりが、衝撃的な告白をする場面から始まりました。

ひよりの回想場面から、彼女が過去にどんな経験をして、どんな思いをしてきたのかがわかりました。

ひよりが養子縁組に関わったのも、自分自身がこうした経験をしてきたからということも動機のひとつになっていたのかもしれないなと思いました。

ひよりとひよりの家族を守ろうとしてくれたのが、現在の職場の先輩だったという場面が印象的でした。

人生には、家族の問題を家族だけでは解決できない局面も訪れることがあるのだなと思いました。

家族だけでは手が足りないときに、こうして専門機関や専門家の手を借りることは、恥ずかしいことではないと感じました。

むしろ、こうして頼れる人がいる、遠慮なく問題を預けられる先があるというほうが、豊かな人生だという感じがしました。

「ひだまりの子」を訪れたシングルマザー・流羽を懸命に説得するひよりですが、最初のうちはうまく話を受け入れてもらえません。

家族を大切に思う気持ちがあれば、流羽のように怒るのも当然だと思います。

かえって流羽の母親のほうが、ひよりの話を受け入れているというのも、わかるような気がしました。

年齢を重ねていろいろな経験をしている流羽の母親は、ひよりの気持ちが実体験からわかったのだと思います。

ひよりがしっかりと援助することで、流羽と愛流の母子に良い未来が開けますようにと思いました。