ネタバレOK?なっちゃんのメモめも

ただの漫画好きおばさんのただのメモ 雑談も多めです~

生徒諸君! Kids 1話・3話 ネタバレ注意

1話 BE-LOVE(ビーラブ) 8月号

庄司陽子先生の代表作『生徒諸君!』の新しいシリーズが連載開始になりました。

物語はカメラマンの野口トビオが海外から帰国するところから始まります。トビオは空港で見知らぬ2人の子どもと出会います。

最初は元気な子どもたちだなと思っただけだったのですが、読み進めていくうちに、2人がある人物の子どもだということが発覚します。

あまりに驚いたので、思わず空港での場面を見返してしまいました。これだけ大勢の人であふれかえる空港の中で、よくトビオと子どもたちが出会えたものだなあと思い、感心してしまいました。

金髪の子どもは翔(かける)、黒髪の子どもは流華(るか)という名前です。トビオが子どもたちの名前が数学にちなんでいるのではないか、という場面には、思わず笑ってしまいました。

ひとりひとりの名前としてはきちんと成立しているのですが、音を見ると確かにそうなっていて、自己紹介のときに使いやすいエピソードだなあと思いました。

1人で教育の旅に出ると決めた母親と別れて日本に来たという子どもたちは、言うことも行動もかなり豪快です。体形から見ると小学生の低学年くらいに見えますが、自分の意思があってそれをしっかりと表現できる子どもたちなのだなと思いました。

今後、もう1人の家族という「ワルカ」と一緒に、翔と流華がどんな生活を始めるのかが楽しみです。

3話 BE-LOVE(ビーラブ) 10月号

今回は、双子の翔と流華が、虐待されている男の子の救出に立ち上がるという展開になりました。

子どもたちが虐待をしている大人を止めるという流れには驚きました。大丈夫かな、上手くいくのかなと思いつつ、懸命に考えて行動する翔と流華を応援したくなりました。

翔と流華が周囲の人たちの助けを得ながらも、自分たちが中心になって救出作戦を進めていくところがいいなと思いました。おそらく双子の母親である尚子(ナッキー)からの教えもあるのでしょうが、小学校の低学年の年齢で、すでに自分で考えて行動する意志があるというのはすごいなあと思いました。

双子と救出作戦のチームを組んだのは、同じクラスの板垣大輔です。

虐待されている子どもの近所に住んでいて、大輔の友人でもある小森雅博も加わっています。双子が頼りにしている上級生の田村百利も、力になってくれています。双子を養育する尚子の父母(北城誠士・北城未知子)も、双子の思うように行動させながらも、あたたかく見守っているようすが良かったです。

虐待されている男の子のため、証拠集めをする翔と流華が話し合っているときの言葉が、印象に残りました。翔は「なんで大人はこんなことができるんだろう」と言い、流華は「愛してくれる親が必要だと思う」と言います。

虐待と一言で言っても、家族関係によって原因はさまざまだと思います。大人は大人で事情があるとは思いますが、大人の事情は子どものせいではありません。大人が虐待に至らないように助けるのは、本来は周囲の大人たちの役割だと思います。

双子を中心とする救出作戦チームの行動は、子どもを虐待する父親と母親を変えることができるのでしょうか。次号は掲載がお休みになるので、次の掲載が待ち遠しいです。