ネタバレOK?なっちゃんのメモめも

ただの漫画好きおばさんのただのメモ 雑談も多めです~

初恋の世界 37話・38話 7巻 ネタバレ注意

37話 月刊 flowers フラワーズ 8月号

今回は、主人公である元同級生4人組が、その中の一人の悩みについて意見を交わすという話でした。

一番の見どころだったのは、同級生たちがモリノカフェで激論を交わす場面でした。主婦の中松香織が既婚者との恋を告白して、他の3人(小松薫・大浦修子・黒岩富子)がそれぞれ意見を言っていきます。

香織が自分の家庭内の状況を説明する場面では、読んでいるほうもしんどくなりました。家族だと思っていた人が自分の知らないところでしていたことを知ってしまった香織は、ショックだったろうなと思いました。誰にも言えずに1年も我慢していたなんて、大変だったろうなと思いました。

香織の恋の今後について、薫たちはどんどん意見を言っていきます。もともと事情を知っていた修子はわりあい冷静なのですが、話し合いをするうちにみんな感情がたかぶってきてしまうところが、ありそうだなあと思いました。

話題がけっこう深刻だっただけに、4人が休憩して軽食をとる場面では、ほっとしました。それまで緊迫していた部屋の空気が、美味しい食事でみるみるうちにゆるんでいくのがわかりました。カフェで働く小鳥遊が作った食事からは湯気が立っていて、本当に美味しそうでした。

香織がどんな決断をするにしても、今後落ち着くまでには時間がかかりそうだなあと思いました。地元では香織と恋愛関係になった人のことが、既に噂になってしまっています。何が起きても、薫・修子・富子は香織の味方でいてあげてほしいと思いました。

38話 月刊 flowers フラワーズ 9月号

今回は、中松香織(よっさん)と夫の智博との関係について、親族会議が開かれることになりました。

夫側の親族は、智博の事情をすべて知っていて、相手の女性とも会っていました。夫を含めて親族たちは自分たちは正しい、よっさんは従うのが当然という態度と言動が一貫していて、すごかったです。よっさんの父親と母親が怒って抗議しても、まったく意見を変えるつもりはなさそうでした。

話し合いが始まってからよっさんの顔色はずっと悪いままでした。前時代的な夫と夫の親族には、自分も同じ顔色になりそうだなあと思いました。

しまいには親同士が言い争いになり、よっさんはいったん席を外します。追いかけてきた夫の提案がまた、すごかったです。よくよく考えてみると、真顔でこんな提案ができる人だから、2つの家庭を持って行ったり来たりすることも平気でできるのだろうなあと思いました。

婚姻関係や家同士のつき合いがどうなるにしろ、配偶者から人間として扱われないというのは、精神衛生上はよくないことだと思います。よっさんは親として生きることに決めました。何年か経って子どもたちから手が離れれば、少し自分の時間ができるようになります。そうすればよっさんにもできることが見つかるはずです。

結婚した後で配偶者の嘘が発覚して、しかも離婚することが極度に困難である、というよっさんの事情は、当事者にとっては生き地獄だと思います。本来なら、今すぐにでも別れさせてあげたいくらいです。

自分の周囲をとりまく環境や、不誠実な他人を変えられないなら、そちらはそちらの好きなようにさせておいて、自分の気持ちだけでも自由になるしかないのではないかと思います。よっさんには、自分と自分の人生をどうやって守っていくのか、友人たちに相談しながら見つけていってほしいと思いました。