ネタバレOK?なっちゃんのメモめも

ただの漫画好きおばさんのただのメモ 雑談も多めです~

霊感工務店リペア 最新話 ネタバレ注意

家の幽霊 officeYOU オフィスユー 8月号

今回は、誰にも見ることができない家を取り壊してほしいという、少し変わった依頼の話でした。

主人公である上総工務店の駒子は、依頼主の高田から、何もない庭に建っている家を壊してほしいと言われます。庭にはただ草が生えているだけなのですが、高田はそこに家があると言います。存在していない家をどうやって壊すのか、不思議でしかたがありませんでした。

駒子が高田の話をきちんと聞き、存在しない家を壊すために風変わりな提案をする場面には驚きました。駒子の提案は不思議なのですが、よくよく考えると筋が通っています。まるで昔話の知恵比べのような内容で、面白かったです。

どこの工務店からも断られてしまっていた高田が、駒子の提案を聞いて、気持ちがやわらいでいく流れが良かったです。存在しない家を存在すると決めたことから、話がどんどん思いがけない方向に転がっていきます。

高田が家の幽霊を見るようになった理由が、少しずつ明かされていく展開には、どきどきしました。息子家族と離れてひとり暮らしをしていた高田は、きっと毎日の疲れや不安が溜まっていたのではないかなあと思いました。ひとりでいて、話せる人がいなかったからよけいに、家の幽霊のことが気になってしまったのではないかなあと思いました。

きっと誰にでも、過去に自分がしてしまったことを恥ずかしく思ったり、反対に、できなかったことを悔やんだりする気持ちはあるものなのではないかと思いました。そういった、なかなか他人にはうちあけづらい話を、主人公の駒子が向き合って聞いてあげたことが、家の幽霊の解決につながったのではないかなあと思いました。

神かくし officeYOU オフィスユー 11月号

今回は、主人公の駒子が以前関わった古民家で、盗難事件が起こるという話でした。

駒子は主ちゃんという家を守る精霊と交流をしています。盗難事件を駒子に知らせたのは主ちゃんでした。

さっそく古民家へ向かった駒子に事件の詳細を教えてくれたのは、古民家に棲みついているヤモリたちでした。

主ちゃんとヤモリは話ができます。防犯カメラや人の目がないところでも、こういう方法で情報収集ができるというのは面白いなあと思いました。

事件の調査だけではなく、犯人を追うときにも、主ちゃんとヤモリたちの動きが事件解決の大きな力になりました。

ヤモリが本当に家を守っているというのが面白かったです。こういう不思議な存在が人間の知らないところで動いているというのも、とても面白かったです。

古民家の住民であるディラさんの人柄も、とても良かったです。

ディラさんはインドネシアの出身です。古民家から盗まれたのは、ディラさんの母親が手づくりしたものでした。

事情を知ったインドネシアの母親が、新しく手づくりした物を送ってくれる場面には感動しました。遠い国に住む娘を気づかう母親の優しさが伝わってくるようでした。

今回の事件に関わっていたのは、他人のことを思いやることのできる、優しい人ばかりでした。人間っていいなあと思える、あたたかい読後感のある話でした。