ネタバレOK?なっちゃんのメモめも

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サプリ おかざき真里さん 最終回 結末 ネタバレ注意

普通の恋愛系マンガでは、リアリティがなくて読み始めたマンガです。20代後半から30代のキャリアと私生活のバランスに悩む女子向けかと思います。

もう、純粋な恋愛モノはリアリティがなくて、「けっ」と思いながら読めず、たまたま書店で見つけたこの、おかざき真里さんの『サプリ』がどんぴしゃで、ついつい買ってしまいました。

ちょうど私も仕事が忙しく、私生活を犠牲にしながらキャリアと恋愛の狭間にいる時期で重なる部分があり、自宅で泣きながら読んでいました。

最終話のストーリーとしては、まず主人公は藤井ミナミという広告代理店の仕事をバリバリこなすキャリアウーマンです。深夜や休日残業も当然のようにあり、過去仕事を優先しすぎて、それが原因で長年つれそった彼氏から別れを言い渡されています。私生活よりも仕事、というような生活の中での悩みやミナミ自身やその同僚の恋愛、結婚、妊娠などがリアルに描かれています。

最終話では、ミナミといい感じになっていたカメラマンの佐原がオランダのエージェントプロデューサーからアーティストカメラマンとしての仕事を誘われます。キャリアか私生活どちらを選ぶかで悩ましいところですね。

一旦、日本に戻った佐原は、ミナミと束の間のひと時を過ごしますが、オファーがやはり気になっています。そして、ミナミはあいかわらず仕事に追われる毎日を送っています。

そんな中、過去に少しいい感じになってしまった後輩のイシダから「女子はずっと『好き好き』と言わなきゃダメなのか?ずっと一緒にいなくちゃダメなのか?」という問いに対して、ミナミは「働いている女子はいつもいっぱいいっぱいで、破れそうだから不安とかいらないの。いつもそばにいて安心させて欲しい。」と答えます。そうなんだよね、仕事で辛いときにそれを支えにがんばるもんな、とついついうなずいてしまうと思います。

また、ようやくミナミの両親に挨拶を済ませた佐原ですが、やはりアーティストカメラマンとしてのオファーを断ることが出来ず、「また、オランダに行ってくる。」とミナミに伝えます。ミナミは色々言いたい気持ちを飲み込んで我慢しているのが分かってぐるぐる考えさせられました。

その後はミナミの予想通りというか、佐原はオランダに着いて、ベストスポットへと連れて行かれると圧倒的な被写体を前に、 次々と写真を撮っている姿が印象的でした。「あぁ、本当にカメラが好きなんだなぁ」と思わずにはいられませんね。

その後、佐原はオランダに行って2ヶ月後にミナミの元に電話しますが自分の気持を言葉にしようとするもなかなかしきれません。それでもミナミに促され、後先考えずにやってみたいことが出来た佐原の決断は「別れよう」。「えー」という感じですが、ここまで読んでくると性格的に「まぁ、そうなんだろうな(涙)」という感じではあります。また、ミナミもそれをすさまじい悲しみの中、受け入れます。

佐原と別れた後も強気にバリバリ働くミナミですが、同僚の田中や柚木達からこのままでは良くないから一度、佐原のいるオランダに行くように説得されますが、佐原のキャリアを考えて頑として受け入れないミナミ。

結局、佐原が帰ってくる2年間、ミナミは佐原の気持ちがゆらがずに仕事に専念できるようにオランダにも行かず、妊娠や出産していることもミナミは伝えずに一人で子育て、仕事を仲間や家族の協力で乗り切ります。

一番感動して、すごいよミナミと思ってしまうのは、最後それでも佐原が日本に帰国した時、佐原を責めることもなく、赤ん坊と共に笑顔で佐原を出迎えるミナミですね。あと、帰国後に佐原が撮った息子の写真ですね。このラストを泣かずには読めませんでした。