ネタバレOK?なっちゃんのメモめも

ただの漫画好きおばさんのただのメモ 雑談も多めです~

おじさまと猫 3巻 ネタバレ注意

ほのぼのとした雰囲気ですけど、本編は結構シリアスでした。

今回はふくまるちゃんが甘噛みを覚えた回想シーンから。

兄弟たちは本気噛みをするふくまるちゃんを嫌い嫌いといいながらも、しっかりと甘噛みの練習に付き合ってくれていたんですね。

後半では、一番体が小さいふくまるを、なんだかんだ言いながら一番温かい場所においてあげている優しい兄弟たち。

少し大きくなって、ブリーダーさんの元からペットショップへ引き取られてしまったときの切なさにウルウルします。

涙腺崩壊するのは、ママしゃんの愛情表現。

「忘れないでね あなたは私の可愛い子」。

1巻冒頭で「ブサイク、ブサイク」と連呼されていた悲しい姿を覚えているだけに、母猫の愛情が本当に染み入ります。

一方で飼い主の神田先生にも転機が。

どうもピアノに思うことがあったらしいというのは前々から示唆されていましたが、奥さんが亡くなるときにコンサートを優先させてしまっていたみたいで…。

愛妻家っぷりを読者は知っているだけに、やむを得ずだっただけに、心が苦しいです。

また、お子さんがいた描写はありましたが、今までの様子だと事故か何かで奥さんと一緒に亡くなったように思っていたのですが、どうやら奥様のご臨終の際には付き添っていた様子。

神田先生と今、一緒にいないのはこの件で確執ができてしまったからなのでしょうか。

日比野奏も神田先生に(一方的な)因縁があるみたいです。

奏が母親に押し付けられた猫ちゃん、描写から察するにふくまるちゃんのお姉ちゃんみたいですね。

子猫のうちは可愛がるけれど、大きくなったら見向きもしない典型的なダメ飼い主。

奏は生き物が苦手みたいですけど、一生懸命世話しようとしている様子が、神田先生を一方的にライバル視しているキャラクターとのギャップがあって嫌いになれません。

ちょっと出てきた森山君はやっぱり森山先生の兄弟か親せきでしょうね。

物語が動き出したので、4巻が出るのが待ち遠しいです。

感想2

あっという間にもう3巻。ふくまるがますます丸くなってきて、見ているだけで重そう(笑)。

そして、おじさまの猫に対する知識もどんどん増えてきて、まるで猫博士のようになっています。

最新巻では、今まで謎に包まれていたおじさまの過去が徐々に明らかになってきます。

亡くなった奥様との温かい優しい思い出が涙を誘い、森山君の真っ直ぐな素直さや幼馴染の小林さんの存在に、おじさまがどれだけ救われているかが丁寧に描かれています。

ふくまるがおじさまの家に来る前からおじさまは今の音楽教室に勤めていたはずだし、小林さんもおじさまを気にかけていたはずですが、やはりそれだけではおじさまの背負った荷物は軽くならなかったようです。

小林さんによると、ふくまるがおじさまの荷物を少し持ってくれたから、おじさまはまた歩けるようになったんだそうです。

音楽教室の同僚たちも、おじさまが急に明るくなったのは彼女ができたからだと噂していましたが、実はふくまるを飼い始めたからなんですね。

奥様を亡くすまで動物に触ったことのなかった、触ることができなかったおじさま。できることなら、奥様と一緒にふくまるを飼うことができればよかったのですが…。

おじさまの孤独な子供時代も垣間見えた最新巻ですが、新しい登場人物が出現して、ますます面白くなりそうなところで終わっています。

今後、この人物がおじさまとどうか関わっていくのか、おじさまは再びピアノと楽しく向き合えるのか。次巻がますます楽しみです。