ネタバレOK?なっちゃんのメモめも

ただの漫画好きおばさんのただのメモ 雑談も多めです~

無能の鷹 1話・2話 ネタバレ注意

1話 Kiss キス 8月号

ちょっと風変わりな社会人バディを描く漫画が始まりました。

主人公はある企業に新卒入社した鷹野という女性です。有能だと見こまれて採用された鷹野ですが、いざ仕事を始めたらありとあらゆる業務が苦手だった、という展開がシュールで面白かったです。

見た目や言動は仕事のできる女性という感じなのに、あまりに業務を覚えられないために社外に出してもらえないという場面には驚きました。周囲の人たちは鷹野に困惑しているのですが、当人はまるで気にしておらず、書類のホチキス止めをしながら、会社のパソコンで堂々と動画サイトを見ている場面には、笑いました。どんなときも動じず、自分の意見を曲げない鷹野に対して、周囲の人たちが冷静にツッコミを入れていくのも、面白かったです。

いっぽう、鷹野と同期入社した鶸田という男性は、訪問先の担当者の前で自信を持ってふるまうことができず、悩んでいました。担当者の目が気になって弱気になっていた鶸田が、鷹野と一緒にプレゼンをする場面が良かったです。常に堂々としている鷹野と、周囲をよく見ている鶸田が組むと、お互いの良さが組み合わさって、こんな風に仕事ができるのだなと感じました。

鶸田はずっと自分はできないと思っているのですが、周囲が見放そうとしている鷹野を心配したり、鷹野の才能を活かせる場所を作ったりすることができる鶸田は、ちゃんと能力のある人だと思いました。鷹野と鶸田の今後の活躍が、とても楽しみです。

2話 Kiss キス 10月号

今回は、主人公の鷹野と鶸田が、イベント設営会社に商談をしに行くという展開になりました。

話は鷹野と鶸田が働いている会社内での場面から始まります。相変わらず実務には向いていない鷹野が、コピー機で裏紙を大量生産するところには、笑ってしまいました。

こういう場合は即座にコピー機を停止させるのが通常の行動だと思うのですが、鷹野はただ見守るばかりです。鷹野の行動に対する鳩山先輩のツッコミも終始冴えわたっていて、いい導入場面だなあと思いました。

鷹野は仕事をするときに「こうあるべき」「こうすべき」という考えを持っていないようです。それが弱みに見える場面があれば、強みとして発揮される場面もあります。読者側の予想を軽々と超えていく鷹野の発想や言動は、本当にすごいなあと思います。

鷹野と鶸田が商談先の企業に到着すると、なんと総務部長が現れます。総務部長の剛院(ごういん)は、いかにもたたき上げの社員というか、強面の人物でした。今までの担当者はもっとやわらかい感じの人だったのに、急に違う人が出てきて焦る鶸田の顔を見ていると、厳しいところだけどがんばれ、と応援したくなりました。

商談は鶸田の説明で続いていくのですが、剛院のツッコミが激しく、二転三転していきます。商談に参加している4名(鷹野・鶸田・剛院・栄倉)の主張がなかなかかみ合わず、先や落ちが読めないのがとてもスリリングでした。商談の難しさや社会人の悲哀を味わいつつ、ちょこちょこ笑える場面もあり、今回もとても面白かったです。