ネタバレOK?なっちゃんのメモめも

ただの漫画好きおばさんのただのメモ 雑談も多めです~

アレンとドラン 13話・14話 ネタバレ注意

13話 Kiss キス 8月号

今回は、主人公のリンダと、同世代の友人・ナオミとの友情が、さわやかで良かったです。

リンダとナオミの共通点は、映画が好きだということです。自分が好きな分野について、遠慮なく話せる相手がいるのはいいなと思いました。

ナオミは将来、俳優として活躍したいという夢を持っています。演劇理論を学びながら空手の練習に通ったり、事務所のオーディションを受けたり、自分の夢を実現するために行動するナオミの姿からは、彼女の本気を感じました。

リンダは映画が大好きですが、映画に関する仕事がしたいとまでは思っていません。ある有名女優が目標だと明言するナオミを見ていて、リンダが元気をなくしてしまう流れには、共感しました。相手が何の悪気もなくても、自分が勝手に劣等感を感じてしまうというのは、よくあることだと思いました。

後半、そんなナオミが壁に突き当たるような体験をして落ちこんでしまいます。ナオミが悲しむのを見て、リンダが彼女のために走る場面には、胸が熱くなりました。劣等感に苦しみながらも、相手のためを思って行動できるリンダは、本当にいいやつだなあと思いました。

今回は、隣人のエドガーさんのさりげないはげましも見どころでした。リンダが自分の本心をうち明けられるのは、相手がエドガーさんだからなのだろうなと思いました。年頃の男女が並んで歩いているというのに、リンダに対してひたすら「生態が面白い」と言い続けるところも、さすがエドガーさんだなあと思いました。

14話 Kiss キス 10月号

今回は、夏休みが終わり大学へ行った林田が、就職活動について考えるという内容でした。

教室の学生たちの話題が、就職活動一色になっている場面には、圧倒されました。志望する業界にインターンした学生、OB訪問した学生、SNSで情報収集した学生と、いろいろな方法があるのだなあと思いました。

にぎやかな教室のようすを見て、林田はひとりとり残された気分を味わいます。周囲がいろいろと工夫して活動しているのを見て、あせりが出てきてしまったのだろうなあと思いました。

林田が休み中に具体的に就職につながるような活動をしていなかったのは確かです。しかし、その間に会った人たちや、一緒に体験したことは、林田にとってとても大事なことだったのではないかと思います。

林田は映画の制作側へまわる気持ちはないと言っていますが、映画を周辺から支える仕事や、制作側と観客を結ぶ仕事もあります。林田のブログを見た平良教授が、客観的な視点で評価してくれたとおり、林田の「映画が好き」という気持ちが、人生のどこかで結実する場面がきっと来るのではないかと思います。

後半では、これまで友人の距離で続いてきた林田と、隣人の江戸川の関係が、少し変わっていくのかもしれないという場面がありました。

バーで会話している間に、江戸川の思わぬ発言から事態がどんどん転がっていく流れが面白かったです。

林田と江戸川の会話から、林田が就職に悩むいっぽうで、江戸川は大学院の試験を控えていたことが発覚します。大学生は比較的自由があり、勉強も遊びも自分で選択できるのはいいことですが、進路がからんでくると大変だなあと思いました。

林田と江戸川、そして林田と平良教授の間に流れている感情が、今度どこへ向かっていくのか、次回の展開も楽しみです。