ネタバレOK?なっちゃんのメモめも

ただの漫画好きおばさんのただのメモ 雑談も多めです~

アリスとアマリリス 17話・18話 ネタバレ注意

17話 Kiss キス 8月号

今回は、主人公の薊野ありすが、元同級生の茜坂理一について今まで知らなかった事実を聞かされるという展開でした。

ありすが理一の事情を知った後、自転車を押して歩いていく場面が、印象的でした。道の脇にある木立から朝日が差しこんでくる中を、ありすがゆっくりと歩いていきます。

野宿していた井上友朗に会いに行ったため、帰るときには朝になっていたというのは、物語の展開上の流れでもあります。それと同時に、今まで暗闇の中にあった理一の事情が明らかになったというありすの心象風景でもあると思いました。前回の流れから違和感なく物語に入っていけるし、人物の心理描写としてもとても上手いと思いました。

歩いていたありすが、理一の今までの言動を思い出して彼の真意に気がつく流れは、余白からありすの気持ちが伝わってくるようで、感動しました。

決心したありすが、神社で待ち合わせをする展開には、どきどきしました。新幹線の往復料金を払ってでも会おうとするありすの姿からは、彼女の本気を感じました。再会する二人の間でどんな会話が交わされるのか、次回の展開が本当に楽しみです。

ひとつだけ気にかかるのは、ありすたちを狙っていた黄田令人の存在です。今はありすたちと黄田は接触できる状態にはありません。しかし、もし黄田が自由になれば、またありすたちをつけ狙うのではないかという気がします。

ありすたちが自分たちの味方を増やして、どうにか黄田から逃げきってほしい、あるいは、闘って勝ってほしい、と思いました。

18話 Kiss キス 9月号

今回は、主人公の薊野ありすが、大学生になった茜坂理一と再会するという話でした。

まず、成長したありすと理一の姿にはときめきました。はなればなれになっていた2人がようやく会えたことにもほっとしました。

子どものころに2人が遊んでいた神社は変わらないのですが、同じ場所に立ったありすと理一の背丈はうんと伸びていて、2人はこれだけ成長したのだな、本当に久しぶりに顔を合わせたのだなあ、ということを実感させられました。

これまで理一は父親の事業の関係で、ありすから見ると謎に満ちた行動をとっていました。ありすの家の事情もからんだ事態がほぼ解決に至ったことから、理一がやっと本当のことをありすに話すことができて、良かったなあと思いました。

ありすと理一が連絡先を交換する場面では、嬉しくなりました。2人が今後、今までよりも自由に気持ちを伝えあえるようになればいいなあと心から思いました。

後半では、ありすの妹の紅子(ココ)が、自分がずっと思っていたことを母親の麗珠に打ち明けるところが良かったです。

周囲の人たちはココを気づかって黙っていることがたくさんありました。しかし、小学校にあがる年頃になれば、言われなくても自分が置かれている状況や、他の人たちの動きに気がつくことも多いと思います。

家の中のようすや、麗珠やありすの動きを、ココはひとりでこんなによく見ていて、言えない自分の気持ちを抱えこんでいたのだなあと思うと、せつなくなりました。

今後、薊野家がどうなるのか少し不安な面もありますが、まずはひと段落したことだし、ありすたち家族も少し気持ちを楽にして生活を楽しんでほしいなあと思いました。