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金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿 6巻 ネタバレ注意

金田一の事件簿に登場する犯人の視点に立って書かれている本作ですが、今回は以下の4つの事件が収録されていました。

・異人館

・墓場島

・誘拐殺人事件

・氷点下

特に印象に残った事件は、「誘拐殺人事件」です。

金田一のライバルである高遠が裏で犯人を操る事件になります。

犯人が犯行に移る時、その都度、脳内高遠のコメントが描写されていて面白かったです。

特に、アリバイ工作が上手くいった時の脳内高遠の「よくできましたね美しい」が、高遠のキャラとしては言いそうですが、犯人に対しては絶対言わないだろうなってセリフで笑いました。

犯人の「いとあやし」や「気持ち悪い解かれ方」といった心の中の突っ込みも秀逸でした。

また、金田一に事件を解かれてしまった後、犯人は高遠が毒を入れた紅茶を飲んで死ぬのですが、今回の犯人視点では「なんだか唐突に砂糖入りの紅茶が飲みたくなってきた」と、物語の流れをぶった切ってしまう思考に笑ってしまいました。

原作でも、読んでいる方からしたら不自然な行動も犯人たちの突飛な考えがあると、なんだか納得している自分がいます。

この巻でfileシリーズは終わりとなってしまいますが、次巻からはcaseシリーズとの事でまだまだ楽しんで読むことが出来そうです。

感想2

金田一少年の事件簿を犯人側から描いた外伝が遂に6巻目になりました。

本巻では異人館ホテル殺人事件、墓場島殺人事件、速水玲香誘拐殺人事件の犯人たちが完全犯罪を目指して悪戦苦闘しています。

そしてそんな犯人に立ちはだかる金田一少年!

お約束な展開ですが、やっぱり笑わせてくれます。

異人館ホテル殺人事件の犯人、北見蓮子こと不破警視は権力とキャリア力(笑)で標的をサクッと仕留めていくのですが、美雪の「あのブス刑事」の一言に動揺する辺り、オリジナルストーリーでは語られなかった、美貌からのブスへの整形に対しての不破警視の蟠りが垣間みえて涙を誘います。

美雪、ブスはひどいよ…。

金田一の謎解きに対しては「あんたおかしいわよ、シャブやってんの?」って麻薬で道を踏み外した不破警視だからこそのつっこみが炸裂。

金田一少年の活躍により不破警視の犯罪は暴かれたのでしたが、ここからが外伝の見せ場「犯人による敗因分析」なんと不破警視さくっと元の美貌になってました。

やっぱり美雪の「ブス」に心抉られたんですね。

本巻ではあの金田一少年とは因縁のオペラ座館元オーナー黒沢氏も登場しています。

イブニング連載の「37歳の事件簿」をしっかりアピールしてくれています。

本家へのリスペクトがあるからこそ、面白いんですね。