ネタバレOK?なっちゃんのメモめも

ただの漫画好きおばさんのただのメモ 雑談も多めです~

ブレードガール 片脚のランナー 13話・14話 ネタバレ注意

13話 BE-LOVE(ビーラブ) 7月号

今回は、主人公の鈴とガレージチームが、ジュニア選手権に向けて団結する展開になりました。

パラリンピックに続く大きな大会への参加を控えて、鈴が大きな成長を見せました。チームの技術者たちの知らないところで、鈴は自主的に競技に関する調査や勉強をしていたのです。

大会で勝つためにはどうすればいいのか、自分の走りを客観的に分析したり、弱みを克服するためにはどうすればいいのか考えたり、前向きに走ろうとしている鈴の姿に、ぐっときました。

技術者たちは鈴の練習しすぎを心配していますが、今の鈴はあせったり弱気になったりはしないと感じました。鈴の表情からは自分に対する信頼感や、走ることに対する純粋さ、前向きさが伝わってきました。鈴が自分から勉強を始めたのは、今までの努力が鈴の精神を成長させたからなのだと思います。鈴とチームの力がひとつになれば、きっといい成果が得られると思いました。

そんな鈴を見守っているお父さんとお母さんの姿には、ほっとしました。

鈴のために美味しい料理を作ったり、おやつを買ってきてくれるお父さんには、ほのぼのとさせられました。本人には直接言わないけれども、最近ようすが違うと見抜いているお母さんは、子どもをよく見ている人だと思いました。

今回の話は大会に向けて緊張感が高まっていく展開でしたが、家族が食卓を囲む場面では鈴を思う親の思いが伝わってきて、ほっとしました。

14話 BE-LOVE(ビーラブ) 8月号

今回は、主人公の鈴が世界大会に出場する話でした。

いい展開だなと思ったのは、第1話を思い出させる流れがあったところでした。

鈴が技術者たちと一緒に大会の準備を進めるいっぽう、病院には新しい患者が入ってきます。英治という小学生の男の子は、事故で右足のひざから下を失ってしまいます。英治は自分の体の変化を受け入れることができません。そんな英治を見た鈴が声をかける場面が良かったです。

英治と鈴はひざから下という共通の部位を失っています。他の人には不愛想だった英治が、鈴には自分の気持ちを素直に出せるところがいいなと思いました。失うことの痛みや苦しみを知っている相手だと思えたからこそ、英治は鈴に心を開くことができたのだろうと思います。

第1話では、鈴も英治と同じように、体の一部を失ったショックで深く落ちこんでいました。はじめは自分の苦しみに押しつぶされていた鈴が、ブレードを使って走る喜びを知り、自分と同じ痛みを持つ人を励ますことができるようになっていたということが、この場面から伝わってきました。鈴の成長と進化を知ることができ、ぐっとくる名場面でした。

後半では世界大会での鈴のようすが描かれます。会場には技術者たちをはじめ、鈴を応援してきた人たちが集まりました。自分よりも身体が大きい選手たちに囲まれながらも善戦する鈴を見て、見ていた人たちが思わず立ち上がる場面には気持ちが高まりました。

人が懸命に何かをしていると、こんな風に他の人の心を動かすものなのだなと感じました。鈴があきらめずに努力してきた成果が形になったのだなと思いました。鈴のこれからの活躍がとても楽しみになりました。