ネタバレOK?なっちゃんのメモめも

ただの漫画好きおばさんのただのメモ 雑談も多めです~

新井理恵劇場 猫山さん 52話・55話 ネタバレ注意

52話 月刊 flowers フラワーズ 7月号

今回は、スーパーの特売日を自由に楽しむ猫山さんに笑いが止まりませんでした。

まず驚いたのは、特売日のチラシです。目玉商品として用意されたのは、日々の食卓には欠かせない卵です。卵が1パックで10円というのは興味を持ったのですが、アジやかぶまで10円で提供されるという内容には驚きました。確かにこの売値なら、お客さんも集まるだろうなと思いました。

次に驚いたのは、猫山さんがスーパーになじんでいることです。猫山さんは、猫の姿にエプロンとエコバッグを装備しています。猫山さんが猫であることにつっこみを入れているのは隣にいる主婦だけで、周囲のお客さんも店員さんも、誰も猫山さんが猫であると指摘しないし、驚きもしないのです。猫山さんはレジでの支払いも手慣れていて、常連のお客さんだから誰にも何も言われないのかなあと思いました。

何より笑ったのは、猫山さんが売場で見せた行動です。気になった食材には、周囲の目を気にせず駆け寄って手に入れる姿が印象的でした。卵を買いに来たはずの主婦が、先着順で売り切れてしまうかもしれないのにもかかわらず、ついつい猫山さんの動向を気にしてしまうのも、しかたがないことだなあと思いました。

猫山さんと買い物仲間らしき主夫が、卵の活用レシピを教えてくれるところも良かったです。チーズが入るレシピは美味しそうだなと思いました。創意工夫でピンチをチャンスに変えるというところに、ベテランの底力を感じました。

彼女のお母さん 55話 月刊 flowers フラワーズ 10月号

今回は、主人公の男子学生が初めて交際相手の家にお邪魔したところ、相手のお母さんに度肝を抜かれるという話でした。

主人公の交際相手は結菜という女子学生です。2人が部屋で過ごしていたところ、猫山さんが乱入してきます。猫山さんは二足歩行する猫という不思議な存在でありながら、次々と日本のお母さんあるあるをくり出していきます。

主人公が猫山さんのありえない言動に対して心の中で絶え間なくツッコミを入れていくのが面白かったです。

猫山さんが部屋をのぞきに来た理由が、娘の結菜とタピりたかった(=タピオカドリンクを飲みたかった)からというのには笑いました。猫に人間の飲み物は合わないこともあるだろうと思いますが、猫山さんならいいのかなと思いました。

主人公は内心、猫山さんのことを良く思ってはいないのですが、彼女の前ではひたすらフォローにまわるという展開が面白かったです。学校の人間関係もこんな風にそつなくこなしているのかなと思いました。

猫山さんが熱心にインスタグラムを更新しているという設定にも笑いました。娘の彼氏に自分がアイシングしたクッキーを差し出すのが面白かったです。

いつまでも娘のそばを離れない猫山さんに、主人公がだんだん消耗していく展開が面白かったです。せっかく彼女と2人きりといういい場面なのに、不思議生物に水を差されまくっている主人公がちょっと気の毒でした。

よくよく考えたら、人間の娘のお母さんが二足歩行する猫というのも、お母さんなのに猫山さんというのも、そもそも無理な設定ですよね。その無理を吹き飛ばすくらいの話の内容が、とても面白かったです。