ネタバレOK?なっちゃんのメモめも

ただの漫画好きおばさんのただのメモ 雑談も多めです~

ご近所物語 最終回 結末 ネタバレ注意

ご近所物語の最終話は、登場人物それぞれが未来に向かって行く話です。

主人公の実果子は、服を作る才能が見事認められて、学校の推薦で海外留学をすすめられていますが、彼氏のツトムと離れることなど寂しさから決意できずにいました。

実果子のこの時の考えがリアルな10代の女の子の葛藤という気がして、すごく共感できて切ない気持ちになります。

きっと会えなくなって寂しくなる相手は、ツトムだけではないはずです。漫画家でいつも家にいるママ、アシスタントの星次くん、徳ちゃんをはじめ、ご近所の人、みんなに愛されて仲良しな10代の美果子にとって誰もいない異国の地に行くことは只ならぬ決意だと思います。

しかし、ツトムが背中を押します。

「お前にとって、留学は辛いことじゃないはずだよ!もっと楽しくてわくわくするすげーハッピーな出来事のはずだろ?笑ってバンザイしてありがたく行ってこい!」と。

その言葉が、10代の付き合ったばかりの男の子が言えるなんて、、、なんて出来た男なんだ。イケメンすぎる。と感心したものでした。

しかも、ツトムにとっては、実果子を取られるのでは!?と嫉妬の相手である星次くんまで一緒に行く留学だというのにすごいものです。

そして、無事留学を決意する実果子ですが、最後はアキンドのみんながそれぞれ制作したものをフリーマーケットで売ったり、打ち上げをして盛大に見送ってくれます。

ここで、矢沢あいファンの人なら絶対に嬉しい、「天使なんかじゃない」のみどりちゃんがでてきて、テンションが上がりました。

そして、専門学校を退学し、アキンドを離れてしまったナイスバディ子も現れて、そこでも嬉しい気持ちになりました。

ママも赤ちゃんが出来て、パパとよりをもどし、再婚するのは意外でしたが、あーやっと収まるところに収まったなあと温かい気持ちになるのでした。

その時、ご近所の徳ちゃんが「また、一緒に暮らせるように神様がきをきかせてくれたんだよ。」というのが優しくてこちらまで幸せな気持ちになりました。

そして、星次くんと実果子はロンドンに旅立ちます。

ロンドンに行く前に漫画の中で、やっと人生のイントロダクションが終わりを迎えた。戦いはこれからだと締められています。

ロンドンの生活も充実させている実果子の描写が続きますが、ふと立ち寄った公園でツトムを見ます。

しかし、それはツトムにソックリなバンドのマンボーのナカケンで、追いかけて転んだ実果子からはポロポロと涙が溢れます。

手紙を読んでも、電話を切っても涙が溢れるのです。そこが、すごく切ないです。

でも、それを当然だから受け入れて抱えながら歩いて行けるようになればいいと思う実果子は、まだまだ10代の女の子の弱くて儚い部分がありながらも、日本にいた時より何倍も成長してカッコいい大人の女になっている!とこちらまで励ましてくれる存在に思えてきます。

そして、10代のご近所物語が幕を閉じるのですが、まだまだ終わりません。

最後は、大人になったメンバーのその後が描かれています。

勇介と歩は結婚し、歩は妊娠中。ナイスバディ子は幼馴染と結婚し子供がいて、エステサロンの経営者に。

そして、ツトムと実果子も結婚し、お腹に赤ちゃんがいます。

実果子の妹も小学生になっていて、実果子にそっくりです。

それは、見た目だけでなく、学校で馴染めない性格もで、ママは手を焼いているのです。

しかし、自身がそうだった実果子は、そんな妹の実和子に心強いアドバイスをしたり、優しく諭してあげます。

そんな、姿がすごく心強くてカッコいいです。

きっと自身が様々な経験をしたからきっといいママになると思わせられます。

そして、チラッと実果子のアパレルブランドが出てきます。実果子は夢を叶えたのです。

最終回はみんなが幸せになっていて、とてもハッピーエンドです。

恋愛だけの少女漫画ではないご近所物語はとても面白かったです。