ネタバレOK?なっちゃんのメモめも

ただの漫画好きおばさんのただのメモ 雑談も多めです~

めもくらむ 大正キネマ浪漫 18話・19話 ネタバレ注意

18話 月刊 flowers フラワーズ 7月号

今回は主人公の乙次郎(乙香)が、演技や映画の楽しさに目覚めていくようすが面白かったです。

乙次郎が乙香として主演した映画『ナターシャの唄』は大ヒットします。ナターシャを演じたら女優としての人生は終わり、と決めていた乙次郎ですが、周囲の俳優やスタッフ、そして一般の人たちの声援に、少しずつ気持ちがゆらいでいるのが、表情の変化を見ていてよくわかりました。

そもそも乙次郎は男性です。だから、この先も女優の乙香として活動を続けていくのは、難しいでしょう。しかし、主演映画がこれだけの人を感動させているということは、乙次郎には役者としての資質や才能があるのだろうと思います。

たとえば、乙香としての活動は止めた後で、乙次郎として俳優を続けるという道もあるのではないかと思いました。他にも、俳優としてではなくても、裏方として映画に関わることもできると思います。せっかく映画という世界に縁ができたわけですから、今後も何らかの形でその縁が続いていけばいいなと思いました。

こうして一気に人気者になった乙次郎(乙香)ですが、いっぽう、当たり役のナターシャをとられたと感じている竹尾須真子の動向も気になります。

もともと、乙次郎と須真子の間には、ある因縁がありました。乙次郎は映画のヒットでそれを解消した形になったのですが、須真子がこのまま引き下がるとも思えません。2人の間に新たな争いが起こる可能性もあるのではないかと思いました。

19話 月刊 flowers フラワーズ 8月号

今回は、主人公の立花乙次郎(乙香)が東海林鷹男と一緒に自分たちの親の過去を知るという話でした。

乙次郎と鷹男が映画の取材を受けていたところ、映画を見に来た鷹男の母が乙次郎をはたいてしまいます。

別人の名前を呼びながら乙次郎をなじる鷹男の母には驚きました。鷹男は母を家まで送り届けますが、その途中で母は鷹男に向かって父である鷲太郎の名前を呼びかけます。

おそらく、鷹男の母は強い心理的ショックを受けたために、過去と現在の記憶が入り混じってしまっているのだろうと思いました。乙次郎を見たことが引き金になって過去のできごとを思い出したため、ああいう行動に出てしまったのだろうと思いました。ショックが強すぎるために、夫が亡くなったという事実も受け入れられずにいるのだろうなと思いました。

話の後半では、乙次郎と鷹男が自分たちの親のことを当時のことを知る人に聞きに行きます。

乙次郎の母・小暮糸と、鷹男の父・鷲太郎を見守っていたヴァイオリン職人の武藤は、糸と鷲太郎が非常につましい生活をしていたことを語ります。裕福ではない暮らしの中でも、糸と鷲太郎がお互いを思いやって暮らしていたことがわかります。

道ならぬ恋とは言えど、糸と鷲太郎が愛し合い、支え合っていたことが伝わってきました。そうした暮らしの中から乙次郎と鷹男に仕送りをしていたということは、離れて暮らしていても親として子を思う気持ちは変わらずあったということなのだろうなあ、と思いました。

乙次郎と鷹男には幸せになってほしいと思います。しかし、鷹男の母も今のままではあまりにも気の毒だと思います。何かいい解決方法があればいいのになあ、と思いました。