ネタバレOK?なっちゃんのメモめも

ただの漫画好きおばさんのただのメモ 雑談も多めです~

ダンス・ダンス・ダンスール 13巻 ネタバレ注意

バレエの舞台、眠りの森の美女のオーディションで、才能溢れる若き夏姫と潤平ペアは、地味ながらも本気でバレエに向き合ってきた響と海咲のペアに挑みます。

名門バレエ教室の娘であり、若干13歳にしてコンクールでは賞をとる夏姫も、バレエ歴は短いながらも持って生まれたスタイルとセンスで見る人を惹きつけてやまない潤平も敗北をあまり知りません。

しかし、突然現れた響は、容姿や家庭に恵まれないながらも、バレエの才能は一級品。

それを生粋の王子気質の海咲がサポートします。

夏姫も潤平も才能に恵まれていますがそれ以前にバレエが、踊ることが好きで仕方がない様子はこちらにも伝播してきます。

時折描かれる、才能に恵まれた二人にしか見えないであろう脳内が弾けるような描写。

もちろん完璧にはわかりませんが、別のことで自分もそういう興奮を覚えたことがあるような気がして、二人の興奮と自分の記憶が入り混じった不思議な感覚に襲われます。

苦境に立たされながらも、この2人は負けることを許せない、勝つまで戦うだろうと思いました。

しかし、日に日に存在感を増す響の描写は、若い夏姫と潤平が短期間がむしゃらに練習したところで追いつくことは無いように感じさせました。

その響の姿に圧倒され、弱気になるペアの海咲に、響が海咲のおかげでバレエで生きていく決意をしたことを告げます。

その響の背中の描写は圧巻で、鳥肌が立ちました。

そして常に光を浴び続けてきた夏姫と潤平が、目覚めた響に敗北して13巻は終わります。

予想を裏切る主人公の敗北でしたが、納得せざるを得ない圧巻の展開でした。