ネタバレOK?なっちゃんのメモめも

ただの漫画好きおばさんのただのメモ 雑談も多めです~

またねこ! 34話・36話 ネタバレ注意

34話 エレガンスイブ 7月号

今回は迷子になった仔猫と不思議なおじさん猫の友情を描いた物語でした。

仔猫は親とはぐれてさんざんな目に遭った後、おじさん猫に出会います。仔猫は体は小さいですが、毛の長いおしゃれな感じの猫です。おじさん猫は白い体にあちこち黒のぶちが入っている猫です。

仔猫はおじさん猫を慕って後についていき、2匹は共同生活を始めます。

最初の場面では、強くて頼りがいのある猫に見えたおじさん猫が、一緒にいるうちに意外な面を見せ始める、という流れが面白かったです。年齢に関係なく、お互いに助け合い、支え合って生きていく姿には、じーんとしました。

おじさん猫はちょっとみえっぱりなところもあるのですが、ある特徴のあるしぐさをするのがとても可愛くて、読んでいくうちに、自分も仔猫と同じように、おじさん猫のことが好きになっていきました。

話の中では、2匹の猫が電車から逃げたり、ボス猫に遭遇したり、えさを一緒に食べたりと、彼らが日常で体験するひとつひとつの出来事がていねいに描かれていました。仔猫とおじさん猫はたまたま出会っただけの関係だけれども、一緒に暮らすうちに、まるで家族や親友のような深い絆ができあがっていくというところが印象的でした。

最後のほうでは、数年が経った後の2匹の姿が見られます。立場が変わっても、お互いを思う気持ちは変わらないという展開に、思わず涙しました。とてもいい話でした。

36話 エレガンスイブ 9月号

今回は、お金持ちの家で飼われていたお嬢様の猫が登場します。

お嬢と呼ばれている主人公は、ペルシャ・チンチラシルバーの仔猫です。豪勢な家で豪華な生活を送っていたお嬢ですが、ある事情である一般家庭に保護されることになります。

一般家庭で暮らしているのは、夫・妻・娘の3人です。家族は常に近い距離でよく話し合っており、仲がいいことが伝わってきます。

お嬢を獣医に見せた後の、家族の会話が面白かったです。猫の種類を言おうとするのですが、正確に思い出すことができず「メイクイーン」「ノルウェイの森」「ブリ」と、自分たちの知っている単語に置き換えてしまうという流れがほほえましかったです。

慣れない環境で緊張と疲労が溜まったのか、お嬢が常に「アタシを誰だと思ってるのよ!」と心の中で叫んでいるのが面白かったです。今まで暮らしていたお金持ちの家と、一般家庭での待遇の違いに対して、前の家ではこうだったのよと抗議するのも可愛かったです。

ご飯が違う、寝どこが違う、とプリプリしていたお嬢が、豪奢な暮らしではないけれども、夫・妻・娘がいつもそばにいてくれて、話かけてくれたり、遊んでくれたりするのに嬉しくなってしまう流れが面白かったです。

家族は今まで猫を飼っていなかったのに、保護したお嬢のためにさまざまなことをしてくれました。いちから猫の住居や道具、食事をそろえるのは、けっこう大変だったのではないかと思います。

お嬢を保護した一家の優しさとあたたかさがお嬢自身にもきちんと伝わって、良かったなあと思いました。