借金返済のために最悪な住環境の中デビルハンターをしていたデンジはチェーンソーの悪魔のポチタを体に宿し、公安のデビルハンターになります。
デンジだけでも相当個性が強いです。
デンジは今まで人間らしい生活を送ってこなかったのもあり、かなり浮世離れしているのですが、他の登場人物も段々増えてきているのですがデンジに負けず劣らずの個性的なメンバーが集まっています。
ですが読んでいて思うのがやはりデンジの馬鹿具合に勝るものは無しということです。
女の胸を揉むという夢はコウモリの悪魔を倒した後、血の魔神パワーとの約束により叶えられるかと思いきや胸パットの上から。
その時のデンジの思ってたのと違う感がとても哀愁が漂っていて面白いシーンだと思います。
その後デンジが惚れている公安の上司的な存在であるマキマの胸を揉ませて貰うのですが。
マキマが何を考えているのか今の所わからず、デンジをいいように使っているなと思います。
後半の流れはチームで戦ったりワイワイするのが好きな人にはオススメになってきます。
公安の個性的な面々で6人でホテル内に潜む悪魔を倒しに行くのです。
ホテルの8階からループして出られなくなった6人、おまけに時間も止まったままです。
普通なら悪魔を探して討伐しないといけない危機的状況なのに、ホテルの良いベッドで眠れると思ったデンジが嬉々としてホテルのベッドで寝放題だ!と言いながら本当に寝てしまいますが、個人的にはそのシーンが一番シュールで面白かったです。
デンジの憎めないお馬鹿な感じと、個性的すぎる公安の面々が二巻になりより面白くなりました。