門所が刺され、門所の高校時代、拓也と過ごした日々、家族との確執、退学と上京、そして歌舞伎町で成り上がるまでの記憶が走馬灯のように描かれます。
走馬灯の最後にかつての自分のように野宿する少女を拾った門所。
その少女は立派に育ちましたが、嫉妬したその彼女に刺されます。
門所は死ぬのかと思いきや、意外とあっさり回復します。
そしてあっさりと刺した張本人を許している描写があります。
どういう話でそうなったのか細かいことは描かれていないため友喜同様こちらも唖然とするしかありません。
そして予定通り海外へ飛び立つ描写。友喜も門所にバッサリ振られ、前に進む決意をします。
しかし本当に門所は友喜のことを何とも思っていないのでしょうか。
友喜本人が言う通り、確かに今回ばかりは住む世界の違いをまざまざと見せつけられました。
しかし、本当にこれで終わるとは思えません。今後何かしら門所と友喜との関係性が発展すると思います。
また、門所を刺した女も、いくら門所に可愛がられていたとはいえ無罪放免はあまりにも不自然です。
今後もまた嫉妬に狂ったら何をしでかすかわからないのに。
細かいことがわからないようにあっさりとした話の進み方は意図的に感じました。
伏線の回収が楽しみです。